一緒に悩んで、学んで、チャレンジして

まだまだ日本語教師として未熟過ぎる私は、自分のレッスンに関して大きな課題を感じています。
それは、”考える”ということをレッスンに取り入れられていないこと。
私は元々、小学校教員時代は、「総合的な学習の時間」という教科を専門としていました。
この教科は教科書が存在せず、問題把握・課題設定・情報収集・整理分析・まとめ まで 子どもたちの意見を紡いで、その学級オリジナルの”世界にひとつの単元”を作ります。
こういった授業を研究していた身からすると、私の今の日本語のレッスンは、こちらが敷いたレールの上で生徒さんをその日のレッスンのゴールへと導いている感じがして、生徒さんたちが”愉しい”と感じるところまで導けていないな、と反省の日々です。
でも、”授業は生物”だし、迷って悩んで考えてトライして時々ちょっとうまくいく時もあるけどまた悩んで…の繰り返しだからこそ授業は楽しいなぁと思います。
年末に、スタッフ間の勉強会がありました。
あるベテラン講師が自身の経験をもとに話をし、参加者間で悩みを共有しました。
一緒に悩んで、学んで、チャレンジしていく仲間がいることは、本当にありがたいことです。
何より、こういう勉強会をしよう!と持ち込み企画をしてくれるスタッフや、前向きに参加してくれるスタッフたちがいるこの会社が大好きです。
教師自身が楽しいレッスンは、生徒も楽しい。
まずは教師がワクワクできる環境づくり、今年も頑張ります!