【先生だより】日本語と現地語が混ざってもOK!

海外で子育てするパパ&ママ! 第4弾 2言語以上の言葉の中で生活する子どもは、私には日本語、パートナーには現地語を話したり、家で日本語、学校では現地語を使ったり、2言語もしくはそれ以上をうまく使い分けていたりします。さらに日本語で始めた文章に現地語が入り、また戻ったり、自在に2言語を交互に操りながら話したりしていませんか? これは 「コードスイッチング」「コードミクシング」と言うそうです。 両方がうまくないから起こる現象なのだろうと、とかく否定的なイメージを持たれたりされがちですが、子どもは、いつでも誰に対してもコードスイッチングするわけではないようです。 相手が日本語話者なら日本語で、現地語話者なら現地語だけで話すことができるのです。子どもは自分と同じように2言語できる相手とだけコードスイッチングします。 私の子どもはダブルの友だちと話すとき、コードスイッチングをしながら楽しそうに話します。心地いいと言います。そして言いたいことが現地語で説明しにくい場合など、あえて日本語を使ったり、その逆もまた然り。2言語の特色を理解した上で言葉選びをしている!こんな高度なことをしているのですね。 ダブルの子ども達は、小さな頃からこうして両方の言語の語彙を蓄積しながら育っていきます。ぜひ子どもの言葉選びを見守ってあげてください。